MU1「おい」
ケヨ34「なっ……何ですか?」
MU1「お前、武蔵野線来たいか?」
ケヨ34「……」
MU1「そうだろ? 仲間がいるんだろ?」
ケヨ34「あ……はい」
MU1「特にM71〜M74な」
ケヨ34「そう……です」
MU1「M71はミツ時代からの雷恐怖症だった。M72もミツ時代からオネエだった。M73はミツ時代から破天荒なヤツだった」
ケヨ34「……」
MU1「んで? M74はミツに来て少しマシになったな。それまでは全くおれの言う事聞かず夜食ばかりしてた。それを許したのがあの209の老害だった」
ケヨ34「……」
MU1「お前は何ですぐに黙るんだよ。何か言ったらどうだ? おれね、何度も言っているけど、同年代には厳しいんだよ。特にお前ら⑨500には厳しいんだよ。わかったか!」
ケヨ34「先輩怖いです」
MU1「当たり前だろ。お前がM72に金貸したりしたんだからな」
ケヨ34「反省しています」
MU1「反省していないだろ?」
ケヨ34「あの」
MU1「何だ?」
ケヨ34「⑨先輩を老害呼ばわりしないで下さい。お世話になりましたので」
MU1「うるせ!! 何の権限も無いのにおれに説教してきたんだからな。当然だろ」
ケヨ34「先輩」
MU1「なんだ?」
ケヨ34「ミツ23を名乗っていた時よりも怖くなりましたね。ボクがウラから帰ってきたら、怖くなってました」
MU1「そりゃな。おれは元ミツの最年長でケヨの最年長だからな。後輩を指導する立場にあるからな」
ケヨ34「先輩」
MU1「今度は何だ?」
ケヨ34「ド田舎って良いです。中央・総武緩行線時代に走っていた景色とは全然違います」
MU1「そりゃな」
ケヨ34「ボクは京浜東北線あまり好きではありませんでした」
MU1「うぬっ? じゃあ中央・総武緩行線が一番好きなのか?」
ケヨ34「内房線が一番好きです」
MU1「内房線。おれは知らない」
ケヨ34「やっぱり富津市が一番好きです」
MU1「好きなら好きで良いんじゃないの? おれは都会も田舎も嫌いじゃないけどな」
ケヨ34「そうです……か」
MU1「おれの一番好きな街は秋葉原かな?」
ケヨ34「秋葉原……苦手です」
MU1「都会が嫌いなら仕方無いな」
ケヨ34「……」
MU1「……」
